【独学ピアノ】ブルグミュラー:25の練習曲Op.100-7「清らかな流れ」

【独学ピアノ】ブルグミュラー:25の練習曲Op.100-7「清らかな流れ」

独学でもピアノを弾きたい!おうちでの練習のやり方がわからない!
という人のための、ピアニストから見た楽曲解説&練習方法


 概要

 

動きが少ないながらも多声部の弾き分けが難しい曲です。単なる指の練習だと思わず、イメージをもっておおらかなレガートで演奏しましょう。

 

 対象レベル

 

  • 複数の音色の使い分け、聴き分けができ、初歩的なポリフォニーの概念を理解できている。
  • 手首や腕の脱力を通じたレガートの奏法を行うことができる。

 

 参考演奏動画

 

 

 練習のポイント

 

1〜4小節目

 

指に中音部のメロディーラインがあるので、これらをやや鍵盤に押し付けるようにして弾くと深く響きのよい音が出ます。あくまでPPなので、決してアクセントのような鋭い音にならないように注意しましょう。1の指以外はなるべく柔らかなタッチで弾くようにしなければ、親指のメロディーは消えてしまいます。

中音部のメロディーは手首の動作だけに頼るとレガート感が失われるため、肘からの脱力を利用して2小節間途切れない長いフレーズを維持する必要があるでしょう。

 

 

9〜12小節目

 

主旋律は以前とほぼ同じ音域で左手に移行します。隠れた対旋律が右手高音部に現れるので、少し目立たせるようにすると演奏のクオリティがより向上するでしょう。こちらも長いフレーズで。なるべく粒立たないように、鍵盤にかかる重さを維持したままそれぞれの指にその重さを移す感覚でレガートを行います。この時書かれてはいませんが対旋律も長いフレーズで繋がっていると思って弾きましょう。

同じ音で指を変える際も、完全に鍵盤から指を離すことなく親指をじくに使いながらうまくまた3,5に入れ替えましょう。

 

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Pianist塩川 正和 / Masakazu Shiokawa
ピアニスト。パリ・エコールノルマル音楽院卒業。

現在は東京を中心に演奏、後進の育成、講演やコンクール審査等の活動を行っています。
演奏会情報のほか、コラムやピアノの楽曲解説もブログで書いてます。

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