初夏。コンサート後のこと

前回の投稿から二年以上のブランクを経ての久々の更新です。

 

その二年間何があったんだ、って感じだけど、拠点を東京に変えました。

 

個人差はあるだろうけど、国内外問わず生活拠点を変えた場合、その土地に慣れるのに大体二年くらいかかるというのが経験上ある。というわけで色々忙しかった。

 

最近ようやく環境に慣れて時間もできたので、放置していたこのサイトにも手をつけようかと思い立った次第だ。

 

以下は5月1日と6月27日、二つのコンサートに関わらせてもらったので、少し日が空いたけどその記録 。

 

コロナ禍やら緊急事態宣言やらで慌ただしい中だが、幸運なことに直近で携わった企画は大多数が見事に緊急事態宣言の期間を避けて開催ができている。

 

1つくらいは流れたけど、世のミュージシャンたちの状況を見るに、自分はまだマシな方かな、とも思う。

 

一応主催者やら関係者やらとは、ここの日程なら大丈夫だろうという予測を立てて日取りをしたこともあり、ほとんどが運要素なものの、今のところ勘は当たっており規制期間中を避けられているので謎の自信がついてしまった。

 

あ、別に政府筋とのコネがあるとかではないです。あったらいいんだけど。

 

5/1 第二回荒木健志郎作曲発表コンサート

 

直近の二つは、高校時代の後輩で作曲家の荒木健志郎君の主宰する音楽工房FDKの主催で開催された。

 

すごくどうでもいいけど同音異義語を漢字の種類で意味を変えられる日本語は便利だ、とかこの文タイプしながら思った。

 

荒木君の作曲した作品を主として、ベートーヴェンのクロイツェルソナタを加えたプログラム。構成はヴァイオリンとピアノ。

 

開催地は地元福岡なので飛行機で羽田から福岡まで飛ぶ。学生の頃から色んな国の空港を訪れてきたけど、利便性だけいえば福岡空港に敵う空港は他にない(はず)。

 

都心まで地下鉄で5分って世界一近いんじゃなかろうか。

 

というわけで博多に着き、福岡市内某所にて二日間にわたりヴァイオリニストの朝来圭一さんとリハを行う。

この日ファーストコンタクトの方だったので、どのような性格かはお互い知らない状態からの合わせスタート。

 

個人的にはそういう状況は伴奏ピアノをやる上では職業柄よくあることなので特に不安はなく、初回の合わせからスッと合う。

 

特に新作発表の曲では音源丸パクリとはいかず楽譜をもとに分析する必要がある。

 

熟達した奏者の方とのリハーサルは、前提としてすでに基盤ができており、その上でイメージやアイデアの出し合いができるため無駄がない。今回もそんな有意義なリハができたように感じる。

 

リハ二日間を経て本番の会場はアクロス福岡の円形ホール。

 

ホール自体が完全にコンサート向き、というわけではないので音の響きとしては少々デッド。

 

 

簡易反響板をこのように立てて音を飛ばすという、ちょっとユニークなホール。

 

地面の高さも可動するので、用途によっては面白い企画もできるんじゃないかな。

 

 

無事終演して記念撮影。

 

荒木作のヴァイオリンソナタ2つにピアノソナタ2つ、加えてベートーヴェンのクロイツェルと、今回も?やはりピアニストにとっては重労働な曲目でした。

 

あと演った後のビールはうまかった。

 

俺のプログラムなんでいつも肥大化するんだろう・・・。

 

6/27 ソロリサイタル

 

お次は東京、新橋駅近くにある汐留ホールという小規模のホールにて自身のソロリサイタル。

 

こちらも音楽工房FDKさんの主催で行われた。

 

某宣言期間中ではなかったにしろ、殆どの施設が定員の半分以下の集客を半ば義務としているのでそれに従って開催された。

 

 

プログラムは荒木作品を3つと、自身のお馴染みレパートリーである夜のガスパール、初版のラ・カンパネラなど。

 

極力曲数を絞ったつもりだけど、毎度のことながらプログラムが肥大化してしまう。

 

今回は作曲家の新作発表も兼ねていたので未知数的な部分もあったが、もうちょっとダイエットさせなきゃいけないなぁと心底思う。自分の体力的にも。

 

 

終演後。

うん、疲れ切ってるね。

 

普段教えている生徒たちも聴きにきてくれていたので、恒例の撮影大会が行われました。

 

都内はマンボウ(蔓延防止以下略)だったので打ち上げでビールは飲めず。お酒は帰宅して一人で嗜みました。

 

気兼ねなく宴会ができる日が来るのはいつになることやら。

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