『ダカールの夜明け』(アルトサックス&ジャズピアノトリオ)


Dawn in Dakar
For Alto Saxophone and Jazz Piano Trio
『ダカールの夜明け』
アルトサックス&ジャズピアノトリオ


概要

原題Dawn in Dakar / For Alto Saxophone and Jazz Piano Trio
原曲『ダカールの夜明け』
作曲者Masakazu Shiokawa / 塩川正和
編曲者Masakazu Shiokawa / 塩川正和
編曲年2025年12月
演奏形態アルトサックス、ピアノ、ドラム、ウッドベース
演奏時間約9分
楽譜出版社LesClefsOffice co.,Ltd.
著作権管理LesClefsOffice co.,Ltd.

楽曲解説

 ダカールは、「ダカールラリー」というレースで世界的に有名なセネガルの首都。旧フランス領で西アフリカに位置し、なかでもダカールは西アフリカ随一の先進的な都市となっています。

 文化背景としては、セネガル国内はイスラム教信者が国民の大半を占めるものの、イスラム神秘主義に基づくスーフィー教団に属しており、比較的教義については穏健な立場だそうです。それもあってか、音楽文化にしても寛容で(イスラム教の一部の宗派では音楽は“ハラーム”(禁忌))むしろ音楽を宗教的行事に位置付けるなど、独自な音楽、舞踊文化、またダカールではジャズフェステバルが開催されるなど賑わいをみせます。

 そんなダカールにインスピレーションを受けて作曲したこの作品は、ジャズ・ロックの語法を伴った雰囲気に仕上げました。構成はクラシック音楽のような厳格な形式主義からは脱し、Dawn(夜更け)→Midnight(真夜中)→Dawn(夜明け)という時間の経過とともに曲が進行します。刻が変わる際、イスラム地域では祈りの時間を知らせるため、「アザーン」という呼びかけが街中に放送されます。曲中でも、「ヒジャーズ・マカーム旋法」というイスラム圏の音階を使い、またビバップ調にすることによってノリのよいアザーンを表現しました。

Dawnの部分ではセネガルの民族舞踊である「サバール」を取り入れています。非常に速い複雑なリズムを含んでおり、同時に清々しい朝日が差し込んでくるポップなコードを循環させています。

 原曲のピアノソロ版をアルトサックスとジャズピアノトリオ(ピアノ+ドラム+ウッドベース)用として編曲しました。一部即興セクションがあり、奏者のジャズアレンジ個性が出やすくなっています。ドラムが加わったことによって、原曲以上によりアフリカンなリズムが表現されています。 

楽譜販売

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参考音源

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