【独学ピアノ】ブルグミュラー:25の練習曲Op.100-17 「おしゃべり」

【独学ピアノ】ブルグミュラー:25の練習曲Op.100-17 「おしゃべり」

独学でもピアノを弾きたい!おうちでの練習のやり方がわからない!
という人のための、ピアニストから見た楽曲解説&練習方法


 概要

 

ピアノの高度なテクニックの一つ、同音打鍵の練習です。指の関節の堅実さ、手首のしなやかさ、前腕筋の瞬発力が求められます。

 対象レベル

 

  • 手首を使ったスタッカートに慣れている。
  • 5本の指の独立が成されており、第一関節を固定して打鍵することができる。
  • 7度〜オクターブの音程を掴むことができる手の大きさ。

 

 参考演奏動画

 

 

 練習のポイント

 

7〜14小節目

 

快活な笑い声のように明瞭な音で。同音の打鍵の際は必ず指を入れ替えましょう。鍵盤を打ち直す際は前の指が完全に上がっていないと同じ音は鳴らないので、指を離すこともしっかり意識してください。指の筋肉だけに頼らず、手首のスナップをきかせて上から指を落とすようにすると比較的楽に同音打鍵はできます。

10小節目の跳躍進行1-5は2の指で跨いだ後で不安定になりやすいため、確実に正しい鍵盤を抑えるために指の配置を逐一確認しましょう。

 

 

15〜18小節目

 

左手に同音の打鍵がきます。1の指は構造上あがりにくいため、打鍵後しっかりと指が上がっているか確認をしてください。右手は3度音程のレガートなので、左手につられて音を切ってしまわないように。

 どうしても弾けない・わからないときは・・・

 

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Pianist塩川 正和 / Masakazu Shiokawa
ピアニスト。パリ・エコールノルマル音楽院卒業。

現在は東京を中心に演奏、後進の育成、講演やコンクール審査等の活動を行っています。
演奏会情報のほか、ブログを執筆しています。

コミュニティサイト「OnlinePianoSalon」運営中。

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